About Me

自分の写真
London, United Kingdom
京都育ち、ロンドン住まいのフリーランス・ライター/編集者。デザイン関連のリサーチ仕事もしています。アメリカ、スウェーデンに住んでいたこともあり。ここCurious Nestでは、各国で見知った様々な暮らし方にヒントを得た、ライフスタイル関連のアイディアや情報をお届けします! Hi, welcome to Curious Nest, a lifestyle & interior blog! I'm a Japanese writer/editor/researcher based in London, UK. Here at Curious Nest, I'll be bringing you beauty and intrigue I find mostly in the UK, Sweden and Japan. Articles are in Japanese, however, I'm familiar with English. So, if you have any question or comment, feel free to drop me a line!

Mail Me

名前

メール *

メッセージ *

6.24.2013

A Little Trip in Sweden Vol.3





スウェーデン王国の人口は、900万人強。
実はこれ、例えば神奈川県の人口とあまり変わりません。
でも、国の土地面積は日本以上。
スウェーデンという国は、人口密度がすごく低いんですよね。

だからもちろん都市部でさえ町のサイズは控えめで、
中心部からほんの2、30分車を走らせれば、
もう広々とした田園風景が広がります。

そのまま田園地帯を行けば、
ぽつん、ぽつんと道沿いに町が現れては消えて行き。
田園地帯の中に町が点在している、
というのがスウェーデンの基本形なんですね。

そしてそれぞれの町には、
必ずと言っていいほど古道具屋さんがあります。
地元の人が持ち込む古い食器や小物、家具などが処狭しと置いてある
雑然としたお店がほとんどですが、
なかなかおもしろいものが見つかることも。

たとえばトップ写真の入れ物は、
そんな町の小さな古道具屋さんで見つけた品。
古い石炭入れだそうで、銅と真鍮が半田付けにされています。
後部の持ち手は陶器製。

手に取ったときはすっかり酸化して真っ黒でしたが、
丹念に磨いたらぴっかぴかに蘇りました。

before...
after!

ずっと探していたマッチ箱入れに。
通常の倍以上ある長さのマッチ(暖炉やキャンドル用ですね)が入った
手のひらサイズの箱が、いくつもすっぽり収まりました。
色とりどりの素朴なお花をざっくり生けたりするのにも良さそうですね。


誰かの家で、恐らくは長いあいだ石炭係を担っていた古く美しい道具が、
長い時間を経たのちに全盛期の輝きを取り戻し、
我が家でまた活躍してくれます。


これだから、古道具あさりはやめられません。


0 件のコメント:

コメントを投稿