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京都育ち、ロンドン住まいのフリーランス・ライター/編集者。デザイン関連のリサーチ仕事もしています。アメリカ、スウェーデンに住んでいたこともあり。ここCurious Nestでは、各国で見知った様々な暮らし方にヒントを得た、ライフスタイル関連のアイディアや情報をお届けします! Hi, welcome to Curious Nest, a lifestyle & interior blog! I'm a Japanese writer/editor/researcher based in London, UK. Here at Curious Nest, I'll be bringing you beauty and intrigue I find mostly in the UK, Sweden and Japan. Articles are in Japanese, however, I'm familiar with English. So, if you have any question or comment, feel free to drop me a line!

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2.21.2015

How Reasonable!*トレイスタンド





カタカナ英語で、「リーズナブル」という言葉がありますよね。
「これ、リーズナブル!お買い上げだわ〜!」なんて使ってみたり。
「リーズナブル」=「お買い得」といったニュアンスですね。

ところが英語圏で暮らしていると
その単語に若干のニュアンスの違いが含まれていることに気がつきます。

もちろん同じようなシチュエーションでも使うのですが、
その場合、単に「お買い得」と伝えたいというよりむしろ、
「費用対効果が理にかなっている」という
率直な感想のようなものが込められている感じ。

そういう意味で、このトレイスタンドは最近のリーズナブルなお買いものでした。

クリスマス、家人の実家があるスウェーデンを訪れた折、
ヨーテボリの駅構内にあるデザインストア『DesignTorget』で購入したもの。
確か、日本円にして3000円ぐらいです。

38センチの丸いトレイなら、なんだってセット可能。
今は、お気に入りのインテリアブランド『House of Hackney』のトレイをのせています。

インテリアのアクセントになる立派なコーヒーテーブルになるのに、
気が変わったら、のせるトレイを替えるだけで大変身。
その都度、インテリアだってちょっと一新です。

それってとっても、リーズナブル。

ソファーに沈んで本を読んだり、ラップトップをいじったりするとき、
お茶やスイーツなんかをのせておくのに丁度いい感じですよ。


ちなみにこの『House of Hackney』は、
ファッション関係者だったオーナー夫妻が2010年に始めたインテリアのブランド。
デザイナーやアーティストなどクリエーターたちが多く集う
東ロンドンHackney地区の名を冠しただけあり、
Boldでゴージャスなデザインが際立つ個性的なブランドです。


2.20.2015

Mon Amie...*「私の友人」という名の食器





シュークリームを作ってみました。
カスタードクリームには、泡立てた生クリームをさっくりマーブル状に混ぜ合わせるのが
Curious Nestのこだわりです。
むか〜し昔、学校帰りに近所の商店街でひとつ買ってはこっそり食べていたシュークリームが
カスタードと生クリームの二段構えで、
単にそれが好物だったことに
由来するだけですが(笑)。

器は、お皿がおなじみ「iittala」の「Kastehelmi」、
カップは「Rorstrand」の「Mon Amie(私の友人)」です。
仲良しの友とシュークリームをパクリといただくときに、
ぴったりのカップですね。

ちなみにこちら、スウェーデンでは50年代から親しまれているシリーズですが、
当時作られていた丸いティーカップはもう生産が終わっていて
現在はヴィンテージでしか入手できないんですよね。

今度見つけたら買っておいた方がいいかな?
でももしかしたら、復刻版が出るかも。
うーむ、思案のしどころです。


2.19.2015

Field Flowers*野原のお花





野原でパパッと摘んできて束ねたようなこの花束。
実はこのあいだのバレンタインデーに家人がくれたものです。

こちらヨーロッパでは、バレンタインデーには男性から女性へお花が贈られるのが定番。
十数年前の2月14日、当時はまだボーイフレンドだった今の夫から
初めて花束とギフトをもらったときには
おおっ!と感激したものです。
(いや、今ももちろん嬉しいですよ。)

今年は素朴なのにしたくて、
自分で1本1本選んで花束にしてくれたそうです。
せっかくなので、枯れてしまう前にパシャッと一枚。

お花って、そこにあるだけで部屋も気持ちも明るくしてくれますよね。


2.18.2015

Long Time No See... *チュロスでおやつタイム






あっという間に2015年です。
気がつけば、前回の更新から相当経ってしまいました(汗)。
単純に仕事だのなんだのと忙しかったからなんですが、
関わっていたプロジェクトが一段落したとたん
あっさり落ち着いたので再開です。

トップ写真は、このあいだ作ってみたチュロス。
おなじみミスタードーナツの「ハニーチュロス」が
どうしても食べたくなって挑戦してみたものの、
正直まあまあの仕上がり。
ミスドのは、もっとモチモチしていたような・・・?
噛み応えを意識して、薄力粉は加えず強力粉だけで作ったんですが、
何が足りないのかしらん・・・?
米粉を混ぜると冷えたときに固くなりそうだし・・・。
これから研究ですね。

とにかく、見た目だけはそれなりにできあがったので掲載します(笑)。
春もちょっとずつ近づいてきたので、
黄色と白のストライプのナプキンで元気よくおやつタイム。


4.16.2014

Epsom Salt * The 英国版おばあちゃんの知恵






さて、2週間ほど前にアップした記事内にて、

「日本でも英国でも気軽に手に入る、良さそうな入浴剤を見つけた」旨を
ご報告しておりましたが・・・

それがこちら、「Epsom Salt(エプソムソルト)」




英国では、薬局やネットショップにて破格で購入できます。

(私が使ったのはこちらのサイト→

薬局では、なんと便秘解消薬として経口摂取用に売られていることが多いんですが(笑)、
昔から手軽な入浴剤としても親しまれているそうで、
「おばあちゃんの家に行くといつもこれがどっさりおいてあった」
というのが英国人の「あるある」みたいです。
日本でもここ最近注目され始めたようで、ネットショップなどで買えるようですね。

さてこのエプソムソルト、ソルトといっても塩ではありません。
大昔、英国エプソム地方で発見された際に、その外見から塩と間違われたことで、
こんな名前になっているそう。
成分は、硫酸マグネシウム100%。
ハンガリーや南アフリカの温泉にみられるミネラル分で、
日本の温泉ではほとんど見当たらないんだとか。
自宅で入浴に使う際は、マグカップ1〜2杯(200〜300g)ぐらいが適当で、
ここにリンゴ酢をマグ1杯入れても良いようです。

瓶に入っているのは、薬局で買えるアスコル
ビン酸(ビタミンC)。1gほど加えれば、
水道水の塩素を中和してくれるそうです。
で、入浴すると、なんと成分中のマグネシウムが
皮膚から吸収されるんですって!
知りませんでした。でも考えたら、
筋肉の痛み止めなんか、塗り薬がありますもんね、
マグネシウムが皮膚から吸収されたって、
不思議なことはありません。
マグネシウムは現代人に不足しているミネラル分の一つで、
体内ではいろんな酵素の働きを助ける役目を果たしており、
筋肉や心臓、果てはストレスにまで良いんだそうです。
おまけに発汗作用がすごいのでデトックス効果もあり、
お肌やむくみにも効くということで、
ハリウッド女優やモデルなんかも愛用しているのだそう。

そんな訳で、私も早速試してみましたよ!


いろいろ調べたところ、デトックスには、

まず2週間、毎日20分ほど入浴すると良いということでしたので、
やってみました、2週間。


リンゴ酢
まず、発汗作用が半端ではありません。
リンゴ酢を入れるとさらにすごいことになります。
大して熱い湯に入っていないのに、
あがってからもしばらくは汗ダラダラ。
これは、2週間のデトックスを終えた翌日に
普通のバスソルトを試してみて改めて実感したこと。
バスソルトに比べて、体の芯からぽかぽかします。
ちなみに汗の量がすごいので自分でもびっくりしてしまい、
入浴の際、飲料水を常備するように。
20分間で、だいたい400mlぐらいの水を飲むようになりました。



そんなふうにして大量に汗をかいたおかげなのか、

2週間終えた今、体が以前よりつるっとしています。
これほんと。
肩とかももとか、元々ほかの部位と比べて肌理が若干荒めだった部分は顕著です。
乾燥から毎日欠かせなかったボディークリームも、
2、3日に1回塗るぐらいで平気になりました。不思議。

とにかく私はハッピーです。
荒療治期間が終わったので、これからは週3ぐらいでいいそう。
一日おきに入ろうかと考えています。

ほんとおばあちゃんの知恵って、やっぱりどこの国でも頼れるもんですね。
うちのおばあちゃんは、欠けたバスルームのタイル、ごはんで貼ってたな・・・(笑)。
何でもとりあえずは家にあるもので代用可、って知恵ですかね。


4.15.2014

What a Treat! * グラノーラ☆豆乳サンデー




仕事の合間に、ちょっと(どーしても)甘いものが欲しくなったので、
毎朝ヨーグルト&フルーツと合わせて食べている自家製グラノーラを、
豆乳アイスにのっけて食べてみました。
(グラノーラのレシピはこちらから→

そしたら、おいしい!
家人の好物であるこの豆乳アイス(バニラ味)、体に良いのはわかっていても、
軽い割にまったりとした甘さがあるアンバランスな感じがどうにも苦手・・・
だったのですが、甘みの少ないグラノーラにはドンピシャ!
気になっていた軽さも、ローストされたナッツの軽さと呼応してぴったり!です。

私の好物、ハーゲンダッツのバニラアイスよりも格段合いました。
豆乳アイス、あなどっていましたが脱帽です。
苦手な皆さま、ぜひお試しあれ。


4.04.2014

Sweet Refresh! * モロッカン・ミントティー







昨年11月、新しい仕事に就く直前、

実は念願だったモロッコ(マラケシュ)旅行へ行ってきました。

道端の「自称・案内人」にぼられそうになりつつ
メディナ(旧市街)を歩いてお買い物をしたり、
新市街を散歩したり、公園に行ったりギャラリーを訪れたり。
もちろんいろんなレストランやカフェにも行って、
さんざん本場のタジンやクスクスをいただいてきました。

中でも、すっかりはまって帰ってきてからも日常的に楽しむようになったのが、
ミントティー。
すっきりさっぱり、でもモロッコ風にお砂糖もたっぷりで、
甘いのにリフレッシングな飲み物です。
ミントには消化を助ける効果があるそうで、
モロッコではだいたい食後にいただきます。
マラケシュで毎食のように油っぽいタジンをいただいても何ともなかったのは、
食後のミントティーが効いていたのかも。

ここでご紹介する入れ方の手順は、
泊まっていたRiad(モロッコ独特の建築スタイルの宿)のメイドさんに
直々に教えてもらったものなので、
間違いないはず。
乾燥したミントを使ったお茶が苦手な私でも本当においしくいただけるので
ご興味があればぜひ試してみてくださいね♪

『モロッカン・ミントティー』




1.たっぷりのミント(茎ごと、ひとつかみ分ほど)をきれいに洗う。

(私は10分ぐらい水につけてからゆすいでいます。)




2.1〜2人用のティーポットに、緑茶の一種「ガンパウダー」を

ティースプーンに1杯程度入れる。(なければ普通の煎茶でもいいと思います。)


3.お砂糖をティースプーンに2〜3杯入れる。



4.洗ったミントの葉をぎゅうぎゅうに詰めたら、熱湯を注いで3分。





5.グラスに注ぐ際は、20〜25センチぐらい上からジャーっと。

(グラスに到達するまでに若干冷やすためではないかと。)



大きなカップに一気に注いでしまうのではなく、
小さなグラスに継ぎ足し継ぎ足し飲むのがモロッコ流です。
チョコレートなどたっぷり甘いスイーツといただいてしまうと
せっかくのお茶の甘みが薄まってしまうので、
ナッツ系の甘さ控えめクッキーなんかと一緒にいただくのがオススメですよ。


Riad(宿)でいただいた本場のミントティー。
Riadはだいたい3階建てぐらいで、真ん中は吹き抜け。
そして吹き抜け部分の地上階には花びらを浮かべたプール。
Riadには必ず屋上テラスがあります。


チキン&シトロンのタジンはたくさんいただきました。
タジン鍋とクスクス鍋。
イヴ・サンローラン庭園のカフェでもミントティー。