こんにちは!
ロンドンは、ここ数日ですっかり涼しくなりました。
なんだかもう秋の気配(哀)。
さて、今日も京都のおすすめスポットの続きです。
まずご紹介するのは、北野天満宮の『天神市』とともに
京都二大骨董市のひとつに数えられる、『弘法市』。
「弘法さん」と呼ばれて親しまれるこの市は、京都駅の近く、
世界遺産にも登録されているお寺「東寺」で、
毎月21日に開催されています(京都駅から歩けますが、最寄り駅は東寺駅です)。
焼き物、家具などの骨董品のほか、古い着物や端切れ、
作家さんが個々人で出す陶芸品、お漬けものなどの食料品、
果てはがらくたなども並ぶ大規模な市で、朝早くから大混雑。
外国からの観光客も多く見られます。
フリーマーケットのように一般の人が出すお店が並ぶのでなく、
業者さんが出す店が多いのが特徴だそうで、
確かに素人目で見てもクオリティー、状態ともに良い珍しい品がたくさん。
和食器などは、揃いの小皿でだいたい5000円ぐらいからでしょうか。
「ちょっといい」和雑貨をお探しの方におすすめです。
ところで、
こういった市は個人的に大好きなので
訪れる機会のあった国では必ず覗くようにしていますが、
弘法さんは会場が風流という点で際立っているかと思います。
国宝や重要文化財がひしめいているのはもちろん、
特にこの季節はお堀の蓮が満開。
五重塔をバックに凛と咲き誇る様は一見の価値ありです。
ただ、早朝に咲き始め昼過ぎには閉じてしまうそうなので、
お花も楽しむなら午前中に訪れるのがいいでしょうね。
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さんざん歩き回って満足したら、京都駅に行ってお茶しましょう。
私のお気に入りは、北山に本店のある『マールブランシュ』が
近鉄京都駅下「みやこみち」内に出した準セルフサービス形式のカフェ。
もともとほんのり和風の洋菓子で有名なお店ですが、
こちらはさらに和テイストで展開されています。
カウンターでオーダーしてから席に通され、
注文した品は店員さんが持ってきてくれるという仕組み。
さすがは、そろそろ老舗と呼べる域に入ってきたこだわりのお菓子屋さんだけに、
準セルフサービス形式でもサーブされるスイーツはかなりの凝りよう。
洋風ケーキやパフェに和のテイストをミックスした、満足度の高いスイーツが並びます。
インテリアや食器類も愛らしい和モダンで、甘味好き女子にはたまらないプレゼンテーション。
行列ができるのも納得です。
ちなみにマールブランシュは、JR京都駅の伊勢丹にもカフェを出しているので、
準セルフの方の行列が億劫ならそちらに行くというのも手ですね。
ただし、メニューは若干変わってくると思います。
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次回の弘法市は、8月21日水曜日。
ご興味のある方は、ぜひ行ってみてください。
(ただし京都の暑さは尋常ではないので、日傘と飲みもの必須です!)
そして和スイーツもお好きなら、上記2カ所の抱き合わせで、
至福の一日が過ごせると思いますよ♪
『東寺』
〒601-8473
京都市南区九条町1番地
京都市下京区東塩小路釜殿町31-1 京都駅近鉄名店街 みやこみち内
Tel: 075-661-3808
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